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植毛500株の費用|総額36万〜71万円と、変えられる面積の現実

植毛500株の費用 36万〜71万円
植毛500株の費用と変化量2026年7月更新
費用・料金の真実
植毛500株の費用と、どこまで変えられるか

当サイトは口コミ・体験談・症例写真を掲載しません。出典が確認できる事実と、公式料金の計算だけで書きます。500株は「株数 → 面積 → 見た目の変化量」に換算できます。約10〜12cm²。M字の三角形2つ、あるいは生え際を数ミリ下げる程度。総額は36万円から67万円まで開きます。

黒澤 拓(くろさわ たく)
毛髪ケアアドバイザー/美容医療メディア編集長
編集歴12年・国内外30院以上の料金体系を継続調査
【PR】本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。掲載している料金は2026年7月時点で各クリニックの公式サイトに掲載されている税込価格です。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
この記事の結論
  • 500株=約10〜12cm²。移植密度の上限が1cm²あたり40〜50株なので、500÷50=10cm²、500÷40=12.5cm²。名刺の4分の1にも満たない面積です
  • 変えられる範囲は、M字の三角形(剃り込み)2つを埋めるか、生え際の中央を数ミリ下げるか、そのどちらか。両方は届きません
  • 総額は湘南美容クリニック36万円 〜 東京植毛クリニック67万円(刈り上げる場合)。同じ500株で31万円の差が出ます
  • この株数レンジでは、定額制(植え放題)は明確に割高です。当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、500株で定額149万円を選ぶ数字上の理由はありません。損益分岐は約1,411株。正直に書きます
読む前に、まず数字を出す植毛費用シミュレーター
3つ選ぶだけで、主要7院の総額と月々の支払額が出ます
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断・治療の助言ではありません。自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。効果・経過には個人差があり、腫れ・痛み・かゆみ、ショックロス(一時的な脱毛)、採取部の瘢痕、毛嚢炎、頭皮の一時的な感覚鈍麻などのリスク・副作用が生じる場合があります。施術の可否・適応は必ず医師にご相談ください。掲載料金は2026年7月時点で各院公式サイトに掲載されている税込価格です。
SECTION 01

この記事の立場:口コミではなく、換算式で書きます

#医療広告ガイドライン#検証方法
電卓の上に置かれたコイン=少額の計算
500株は約10〜12cm²。総額36万〜71万円です。

最初に立場を明確にします。 当サイトは、口コミ・体験談・症例写真を一切掲載しません。 医療広告等ガイドラインが、患者の体験談やビフォーアフター写真を広告に用いることを制限しているからです。 医療機関へ誘導するアフィリエイトサイトも、広告として扱われます。 「500株でここまで変わった」という画像を並べれば、記事は書きやすくなります。 しかし、その画像の出典はどこにあるのか。 本当に500株なのか。 刈り上げたのか、刈らなかったのか。 生着率は何%だったのか。 検証できない情報は、判断材料になりません。 だから当サイトは、その逆をやります。 500株という数字を、本数・面積・見た目の変化量に換算する。 そして、公式サイトに掲載された料金だけを使って、総額を計算する。 読者が自分で検算できる形にします。 そして今回は、その検証の結果、当サイトが広告を掲載している院が、この株数では明確に割高になることがはっきり出ました。 それも、そのまま書きます。 隠したところで、電卓を叩けば5秒で分かることだからです。

この記事で使う数値の出典 1グラフト=毛包1単位=平均2〜2.5本移植密度の上限=1cm²あたり40〜50株生着率=一般に80〜95%が目安眉間中央から生え際までの平均距離=約7cm。これらは自毛植毛の術式に関する一般的な目安値です。

料金はすべて2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格。総額は「基本治療費+株単価×株数」で筆者が再計算しました。計算式は自毛植毛の費用相場と主要院の総額比較と共通です。
SECTION 02

500株を「本数」と「面積」に換算する

#グラフト#面積換算

「500株」と言われても、ほとんどの人は量のイメージができません。 株(グラフト)とは、毛包1単位のことです。 1つの毛穴から、髪は1本だけ生えているわけではありません。 1グラフトから、平均2〜2.5本が生えています。 つまり—— 500株= 約1,000〜1,250本 これが1つ目の換算です。 次に面積。 移植には物理的な上限があります。 1cm²あたりに植えられる株数は、40〜50株が上限。 これ以上詰めると、血流が確保できず、生着率が落ちます。 だから、500株が覆える面積は機械的に決まります。 500 ÷ 50株/cm²= 10cm² 500 ÷ 40株/cm²= 12.5cm² つまり500株が覆える面積は、おおよそ10〜12cm²。 これが2つ目の換算です。 10cm²とは、どのくらいか。 3cm × 3.5cm の長方形。 名刺(約9cm×5.5cm、45cm²)の4分の1にも届きません。 500株とは、その程度の面積を埋める量だ—— これが、料金表を見る前に知っておくべき唯一の前提です。 株数の基本的な考え方は植毛のグラフト(株)とは何かで整理しています。

500株 → 本数 → 面積 → 見た目の変化量 STEP 1 株数 → 本数 500株 × 2〜2.5本/株 = 約1,000〜1,250本 STEP 2 株数 → 面積(密度の上限で割る) 500 ÷ 50株/cm² = 10cm² / 500 ÷ 40株/cm² = 12.5cm² → 500株が覆えるのは 約10〜12cm² STEP 3 面積 → 見た目の変化量 10cm² = 3cm × 3.5cm の長方形(名刺の4分の1未満) = M字の三角形(片側 約5〜6cm²)× 2つ ぶん = 幅12cmの生え際を、約1cm 下げる面積に相当 ※密度上限40〜50株/cm²、1グラフト=平均2〜2.5本にもとづく機械的な換算
図1:株数は、密度の上限で割れば面積になります。面積が出れば、見た目でどこまで変えられるかが決まります。500株は約10〜12cm²。この換算を先にやらないと、料金表を見ても「高いのか安いのか」を判断できません。(密度上限・毛数は一般的な目安値)
SECTION 03

東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。その場で契約する必要もありません。まず数字を持ち帰ってください。

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※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。契約はその場で決めず、見積書を持ち帰って比較することをおすすめします。

500株で変えられる見た目の量は、どのくらいか

#生え際・M字#面積

ケースA:M字の三角形を2つ埋める

いわゆるM字は、生え際の両サイドが三角形に後退した形です。 軽度のM字なら、片側の三角形はおおよそ5〜6cm²ほど。 2つで10〜12cm²。 500株の面積と、ほぼ一致します。 つまり—— 500株は、軽度のM字を左右2つ埋めるとちょうど使い切る量。 部位別の必要株数でも、M字軽度は600〜800株が目安とされます。 500株は、その下限をさらに下回ります。 「軽度のM字の、さらに軽いほう」—— それが500株の守備範囲です。

ケースB:生え際の中央を下げる

もうひとつのケース。 生え際全体を前に出したい場合です。 眉間の中央から生え際までの距離は、平均で約7cm。 ここを1cm下げたい、と考える人は少なくありません。 計算します。 生え際の幅を12cmとすると—— 12cm × 1cm= 12cm² 12cm² × 45株/cm²= 約540株 つまり生え際を1cm下げるだけで、500株をほぼ使い切ります。 2cm下げたければ、単純に倍で約1,080株。 「生え際を数cm下げる」という要望は、500株では届きません。 500株でできるのは、生え際の中央を数ミリ〜1cm、前に出す程度。 これが、面積から機械的に導かれる限界です。 そして重要なのは——ケースAとケースBは、両立しません。 M字を2つ埋めたら、中央を下げる株は残っていません。 500株という予算のなかで、どちらを取るかを決める必要があります。

500株(約10〜12cm²)で埋められる範囲 A:M字の三角形 × 2 生え際 頭部(上から) 片側 約5〜6cm² × 2 = 約250株 × 2 = 500株 B:生え際を1cm下げる 幅 12cm × 1cm 頭部(上から) 12cm × 1cm = 12cm² = 約540株(500株をほぼ使い切る) AとBは両立しません。500株では、どちらか一方です。
図2:500株の面積(約10〜12cm²)を、頭部の上面図に置いたイメージです。図は概念図であり、症例写真ではありません。M字の三角形2つで使い切るか、生え際を1cm下げて使い切るか。この二択になります。実際のデザインは頭部の大きさ・後退の形で変わるため、必ず医師の診察で決めてください。
「密度」を上げる使い方もある 500株を「面積を広げる」のではなく、すでに薄くなっている場所の密度を足す使い方もあります。

ただしこの場合、ショックロスに注意が必要です。既存毛が残っている場所に植えると、既存毛の10〜15%が一時的に抜けることがあります。術後2週間〜3ヶ月に起こり、術後3ヶ月ごろが見た目の底。回復に4〜5ヶ月かかります。

500株のような少量では、「増えた分」と「一時的に抜けた分」が相殺され、数ヶ月間はほとんど変化を感じられない可能性があります。時系列は植毛のショックロスはいつ起きて、いつ戻るのかで整理しています。
SECTION 04

主要8院・500株の総額早見表(刈る/刈らない)

#総額早見表#500株

ここからが本題です。 500株の総額を、公式の基本治療費と株単価から計算します。 計算式はどの院も同じです。 総額= 基本治療費+ 株単価 × 500 順位づけや優劣の評価は行いません。 公式の数字を並べるだけです。

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クリニック基本
治療費
株単価
(刈る)
500株総額
(刈る)
500株総額
(刈らない)
湘南美容0円720円36万円47.5万円
カミノ22万円440円44万円66万円
紀尾井町(FUT)22万円660円55万円
ヨコ美(FUT)1,100円55万円
アスク井上22万円880円66万円93.5万円
東京植毛22万円900円67万円71万円
ヨコ美(FUE)1,375円68.75万円
アイランドタワー22万円990円71.5万円104.5万円
親和(MIRAI)22万円990円71.5万円143万円
※NC-MIRAI

※2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格から筆者が算出(基本治療費+株単価×500株)。刈らない場合の株単価は 湘南950円/カミノ880円/アスク井上1,430円/東京植毛980円/アイランドタワー1,650円(U-Direct)/親和NC-MIRAI 2,200円(基本治療費33万円)。紀尾井町・ヨコ美は刈らない術式の単価を公式に掲載していないため「—」としています。術後の内服薬代・キャンペーン・モニター割引は含みません。実際の見積りは診察のうえ決定されます。

500株・刈り上げる場合の総額(公式・税込) 湘南美容 36万円 カミノ 44万円 紀尾井町 FUT 55万円 ヨコ美 FUT 55万円 アスク井上 66万円 東京植毛 67万円 アイランド i 71.5万円 親和 MIRAI 71.5万円 湘南36万円 と 東京植毛67万円 の差=31万円(同じ500株)
図3:同じ500株でも、総額は36万円から71.5万円まで開きます。当サイトが広告を掲載している東京植毛クリニックは67万円で、湘南美容クリニック(36万円)より31万円高い。この株数では、当サイトの広告先が有利になる数字はありません。公式の料金から機械的にそうなります。(2026年7月時点・公式・税込)
SECTION 05

この株数では、定額制は明確に割高になる

#定額制#損益分岐点
電卓と請求書・小銭
この株数では、定額制は明確に割高になります。

当サイトは、定額制(植え放題)を採用する東京植毛クリニックのアフィリエイト広告を掲載しています。 そのうえで、この記事でいちばん正直に書くべき箇所に来ました。 計算します。 東京植毛クリニックの植え放題プランは基本治療費22万円+ 定額127万円= 総額149万円(上限 約2,554株)。 500株の場合、株単価制なら67万円です。 定額149万円 vs株単価67万円。 差は82万円。 500株で定額制を選ぶ理由は、数字の上ではありません。 これは、広告を掲載している側が書きたくない事実です。 しかし、書きます。

損益分岐点を数式で開示する

定額制が株単価制を下回るのは、何株からか。 刈り上げる場合:127万円 ÷ 900円= 約1,411株 刈り上げない場合:127万円 ÷ 980円= 約1,296株 つまり—— おおよそ1,300〜1,400株を超えないかぎり、定額制は割高になります。 500株は、その分岐点の3分の1です。 まったく届いていません。 定額制は「たくさん植える人」の仕組みであって、少量の人のための仕組みではない—— それだけの話です。 仕組みの詳細は株単価制の落とし穴と「植え放題(定額制)」の正体で数式ごと開示しています。

500株は、定額制の分岐点のはるか手前にある 0 100万 200万 0 500 1,411 2,000 2,500株 株単価制(22万+900円) 定額制=149万円で水平 分岐点 約1,411株 500株=67万円 定額149万との差 = 82万円 500株のレンジでは、定額制は明確に割高です
図4:緑の水平線が定額制(149万円)。金色の斜線が株単価制(22万円+900円×株数)。2本が交差するのは約1,411株。500株の位置は、分岐点のはるか手前です。この領域で定額制を選ぶ数字上の理由はありません。(2026年7月時点・東京植毛クリニック公式より筆者算出)
当サイトの立場を、はっきり書きます 500株の人に、定額制(植え放題)を勧めることはしません。公式料金から計算するかぎり、149万円は67万円の2倍以上であり、割高です。

当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、それを理由に数字を曲げることはしません。曲げたところで、読者が電卓を叩けば分かります。

定額制が数字として意味を持つのは、「刈り上げたくない × およそ1,300株以上」という限定された条件です。その条件は東京植毛クリニックの定額制を数式で検証するで全レンジ開示しています。500株の人は、この記事の早見表を持ってほかの院を見てください。
SECTION 06

基本治療費0円が効く理由と、逆転が起きる境界

#基本治療費#逆転

早見表を見て、奇妙に思った人がいるはずです。 カミノクリニックの株単価は440円で、主要院のなかでいちばん低い。 なのに500株の総額は44万円で、株単価720円の湘南美容クリニック(36万円)に負けています。 なぜか。 固定費です。 カミノクリニックの基本治療費は22万円。 湘南美容クリニックは基本治療費0円。 500株の場合、カミノの総額44万円のうち、22万円——つまり半分は固定費です。 株単価がいくら低くても、この22万円は消えません。 分岐点を計算します。 22万円 + 440円×n= 720円×n 22万円 = 280円×n n = 約786株 つまり—— 約786株を超えるとカミノのほうが安く、それ未満なら湘南のほうが安い。 「株単価が安い= 総額が安い」ではありません。 これは、自毛植毛の料金を読むうえで最も重要な原則です。 500株は、その786株を下回っています。 だから「基本治療費0円」が効きます。

株単価が低くても、少株数では逆転する 0 50万 100万 150万 0 500 786 2,500株 カミノ(22万+440円) 湘南美容(0円+720円) 逆転点 約786株 500株はこの側 ここからカミノが安い →
図5:基本治療費0円の湘南美容クリニック(金色)は原点から始まり、基本治療費22万円のカミノクリニック(緑)は22万円の高さから始まります。2本が交差するのは約786株。500株はその手前にあるため、株単価の高い湘南美容クリニックのほうが総額が下がります。
500株レンジで見るべき3つの数字基本治療費(0円か22万円か)── 少株数ではここが総額の半分を占めます。
刈るか刈らないか ── 湘南で36万円 → 47.5万円、カミノで44万円 → 66万円。刈らない選択は単価を1.4〜2倍にします。仕組みは刈らない植毛(ノンシェーブン)の費用が高くなる理由で分解しています。
術後の内服薬 ── 移植毛は抜けませんが、既存毛は薄毛の進行に従って抜け続けます。500株の効果を維持するには、成分名フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジル外用などの継続が前提になる場合があります(年間6〜12万円程度)。
SECTION 07

500株で足りないとき、何が起きるか

#ドナー上限#追加手術

500株でやってみて、足りなかった。 このとき、何が起きるか。 「もう500株追加すればいい」—— そう考える人が多いのですが、話はそれほど単純ではありません。 問題は3つあります。 問題1:固定費の二重払い 基本治療費22万円は、手術のたびにかかります。 500株を2回に分けると、22万円 × 2 = 44万円。 最初から1,000株を1回でやれば、22万円で済みます。 刻むほど、固定費で損をする。 問題2:ドナーの生涯上限 後頭部から採取できる株数には、生涯の上限があります。 FUE:2,000〜3,000株FUT:5,000〜6,000株 500株を採ったら、その分は二度と戻りません。 将来、頭頂部まで進行したときに使えるはずだった株を、先に消費することになります。 後頭部のドナーには生涯採取上限がある——これは何度でも書きます。 問題3:既存毛は進行し続ける 移植した毛は抜けにくい。 しかし、その周囲の既存毛は薄毛の進行に従って抜けていきます。 500株を植えた前列だけが残り、その後ろが後退していく—— これが、いわゆる「離れ小島」の状態です。 植毛は、進行を止める治療ではありません。 内服・外用による進行抑制とセットで考える必要があります。

500株を「試しに」やってはいけない理由 自毛植毛は「試す」ことができない治療です。

・採ったドナーは戻らない(FUEで生涯2,000〜3,000株が上限)
・基本治療費22万円は手術のたびにかかる
・生着率は一般に80〜95%が目安で、すべての株が定着するわけではない
・ショックロスで既存毛の10〜15%が一時的に抜ける可能性がある

500株で足りるのか、それとも1,000株が必要なのか。この判断を先送りにして「とりあえず500株」を選ぶと、固定費とドナーの両方を余分に使うことになります。植毛1000株の費用と、変えられる範囲と並べて、面積で比較してください。
まず「自分は本当に500株なのか」を確かめる

ここまでの計算は、すべて「500株でよい」ことを前提にしています。
しかし、500株が覆えるのは10〜12cm²だけ。その面積で足りるかどうかは、写真を見なければ誰にも分かりません。

定額制(植え放題)を採用している東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。株数が出れば、この記事の早見表で他院の総額も自分で計算できます。

LINEで無料の株数診断・概算見積りを見る 東京植毛クリニック 公式(PR)/相談は無料

※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。なお本記事のとおり、500株のレンジでは同院の定額制は割高になります。株数の目安を確認する目的で利用してください。

SECTION 08

500株を決める前に確認する5つのこと

#カウンセリング#リスク

最後に、500株という株数を確定させる前に確認すべきことを5つ挙げます。 すべて、カウンセリングで書面や口頭で確認できることです。

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確認項目なぜ必要か
① 実際の移植面積
(cm²)
500株では10〜12cm²しか覆えません。医師が想定している面積を数字で聞く
② 移植密度
(株/cm²)
上限は40〜50株/cm²。それを下回る密度で広く散らすと、密度不足に見えます
③ 生着率の想定一般に80〜95%が目安。500株なら400〜475株が定着する計算になります
④ ショックロスの
可能性
既存毛の10〜15%が一時脱落し得ます。少株数では効果が相殺される期間があります
⑤ 追加手術の要否将来の進行を見越すと、500株を2回に分けるより1回で決めたほうが固定費は減ります

※密度上限・生着率・ショックロスの割合は、自毛植毛に関する一般的な目安値です。個人差があります。実際の判断は必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。

500株に共通するリスク

株数が少なくても、リスクはゼロになりません。 ショックロス:既存毛の10〜15%が一時的に抜けることがあります。 術後2週間〜3ヶ月に起き、術後3ヶ月ごろが見た目の底。 回復に4〜5ヶ月。 採取部の瘢痕:FUE系でも点状の傷は残ります。 ダウンタイム:赤み・腫れ・かさぶたで1〜2週間。 生着率:一般に80〜95%が目安。 500株なら、400〜475株が定着する計算です。 すべての株が定着するわけではありません。 そのほか毛嚢炎、頭皮の一時的な感覚鈍麻。 自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。 なお、日本皮膚科学会の男性型・女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、自毛植毛術は男性型で推奨度B、人工毛植毛術は男女ともに推奨度Dとされています。 内服・外用(成分名フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル外用)は推奨度A。 500株のような少量なら、まず薬物療法を試してからでも遅くはない—— という判断も、数字の上では成立します。

FAQ

植毛500株の費用に関するよくある質問

Q. 植毛500株の費用は、結局いくらですか?
A. 刈り上げる場合、36万円〜71.5万円です(2026年7月時点・各院公式・税込/基本治療費+株単価×500株で筆者が算出)。

湘南美容 36万円/カミノ 44万円/紀尾井町FUT・ヨコ美FUT 55万円/アスク井上 66万円/東京植毛 67万円/アイランドタワー・親和MIRAI 71.5万円。

刈り上げない場合は、湘南美容 47.5万円/カミノ 66万円/東京植毛 71万円/アスク井上 93.5万円/アイランドタワー 104.5万円/親和NC-MIRAI 143万円。同じ500株でも、選ぶ院と術式で総額は約4倍まで開きます。
Q. 500株で、どのくらい見た目が変わりますか?
A. 面積で言えば、約10〜12cm²です。移植密度の上限が1cm²あたり40〜50株なので、500÷50=10cm²、500÷40=12.5cm²。3cm×3.5cmの長方形ほどで、名刺の4分の1にも届きません。

具体的には、①軽度のM字の三角形を左右2つ埋めるか、②幅12cmの生え際を約1cm下げるか、そのどちらか一方です(12cm×1cm=12cm²=約540株)。両方はできません。

なお1グラフト=平均2〜2.5本なので、500株=約1,000〜1,250本にあたります。
Q. 500株なら、定額制(植え放題)が得ではないですか?
A. いいえ。この株数では、定額制は明確に割高です。

東京植毛クリニックの植え放題は、基本治療費22万円+定額127万円=総額149万円(上限約2,554株)。一方、同院の株単価制なら500株は67万円です。差は82万円。

損益分岐点は、刈り上げる場合が127万円÷900円=約1,411株、刈らない場合が127万円÷980円=約1,296株。500株はその3分の1です。

当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、この計算結果を伏せることはしません。500株の人に定額制を勧めることはしません。
Q. なぜ株単価440円のカミノより、720円の湘南のほうが安いのですか?
A. 基本治療費(固定費)の差です。カミノクリニックは22万円、湘南美容クリニックは0円です。

500株では、カミノの総額44万円のうち22万円——つまり半分が固定費です。株単価がいくら低くても、この22万円は消えません。

逆転する境界を計算すると、22万円+440円×n=720円×n → 22万円=280円×n → n=約786株786株を超えるとカミノのほうが安くなり、それ未満なら湘南のほうが安くなります。「株単価が安い=総額が安い」ではありません。
Q. 500株を「試しに」やってみて、足りなければ追加すればよいですか?
A. その方法は、2つの意味で損をします。

基本治療費は手術のたびにかかります。500株を2回に分けると22万円×2=44万円。最初から1,000株を1回でやれば22万円で済みます。

後頭部のドナーには生涯採取上限があります(FUEで2,000〜3,000株、FUTで5,000〜6,000株が目安)。採取した分は戻りません。将来、頭頂部まで進行したときに使えたはずの株を先に消費することになります。

自毛植毛は「試す」ことができない治療です。500株で足りるのかを、面積で先に確かめてください。
Q. 500株なら、薬(内服・外用)で済ませたほうがよいのでは?
A. その判断は、数字の上でも成立します。

日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、フィナステリド・デュタステリドの内服とミノキシジル外用は推奨度A自毛植毛術は男性型で推奨度Bとされています(人工毛植毛術は男女ともに推奨度D)。

500株は10〜12cm²しか覆えず、費用は36万〜71.5万円。そして、後頭部のドナーを不可逆的に消費します。薬物療法で進行を抑えられる段階なら、まずそちらを検討する余地があります。判断材料は自毛植毛とAGA治療薬はどちらを先に選ぶべきかで整理しました。

いずれも自由診療(公的医療保険適用外)です。適応の判断は医師にご相談ください。
結局、自分はいくらで、何株必要なのか

費用の話は、必要株数が決まらなければ始まりません。定額制(植え放題)を採用している東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。

LINEで無料の株数診断・概算見積りを見る東京植毛クリニック 公式(PR)/相談は無料・24時間受付

※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。リスク・副作用(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、頭皮の感覚鈍麻など)については必ず医師から説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。

まとめ:500株は「面積で決める」株数である

500株は、約10〜12cm²。 M字の三角形2つか、生え際を1cm下げるか。 どちらか一方です。 この面積を先に理解しないまま料金表を見ても、「高い」「安い」の判断はできません。 総額は、刈り上げる前提で36万円〜71.5万円。 同じ500株で、選ぶ院によって35万円以上変わります。 そして—— この株数レンジでは、定額制(植え放題)は明確に割高です。 損益分岐は約1,411株。 500株は、その3分の1しかありません。 当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、500株の人に定額制を勧めることはしません。 数字がそう言っているからです。 最後にもうひとつ。 後頭部のドナーには生涯の上限があります(FUEで2,000〜3,000株)。 500株を採れば、その分は戻りません。 「とりあえず500株」は、費用でもドナーでも、最も高くつく選択になり得ます。 面積で決めてください。

執筆:黒澤 拓(くろさわ たく)
毛髪ケアアドバイザー/美容医療メディア編集長。編集歴12年。AGA・薄毛治療領域を専門に、国内外30院以上の料金体系・術式を継続調査。累計1,200件以上の薄毛の悩み相談に対応。本記事の料金はすべて各クリニックの公式サイト掲載値(2026年7月時点・税込)にもとづき、筆者が総額を再計算したものです。当サイトは口コミ・体験談・症例写真を掲載しません。編集方針・運営者情報
最終更新:2026年7月13日/本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療機関の推奨や治療効果の保証を意味するものではありません。自毛植毛は自由診療(公的医療保険適用外)です。治療の適応・効果・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、頭皮の感覚鈍麻など)には個人差があります。施術の判断は必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(自毛植毛術=男性型脱毛症で推奨度B/人工毛植毛術=推奨度D)
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