すべての術式は、結局FUEかFUTのどちらかです。ロボットは採取の自動化であって、移植のデザインは医師が行う。DHI(チョイ式)は移植器具の違い。この記事は、その地図を1枚で示します。
- すべての術式は、結局FUEかFUTのどちらかです。採取の方法が「毛包を1株ずつくり抜く」ならFUE、「頭皮を帯状に切り取る」ならFUT。第3の原理は存在しません
- ARTAS(ロボット植毛)は、FUEの採取工程を機械が補助する仕組みです。ロボットが植毛を代行するわけではありません。生え際のデザイン、移植の角度・密度・方向は医師が決めます。自動化されるのは採取の一部です
- DHI(チョイ式)は、移植器具の違いです。針状の器具に毛包を装填し、穴あけと挿入を同時に行う。採取がくり抜きである以上、これもFUEの範疇です
- 術式名で選ばないでください。MIRAI法もi-Direct法もスマートFUEもARTASもDHIも、すべてFUEです。見るべきは①刈るか刈らないか ②何株か ③総額に天井があるか——この3つだけです
3つ選ぶだけで、主要7院の総額と月々の支払額が出ます
当サイトの立場:口コミも順位もつけない
最初に立場を明言します。 当サイトは口コミを掲載しません。 医療広告等ガイドラインが、患者の体験談を広告に用いることを禁じているからです。 医療機関へ誘導するアフィリエイトサイトも、広告として扱われます。 順位づけもしません。 星の数も、技術の新しさを誇張する表現も、書きません。 代わりに、公式情報を数式と原理で検証します。 この記事は術式名の地図です。 検索すると、こういう言葉が次々に出てきます。 ロボット植毛ARTASDHIチョイ式インプランターFUEFUTMIRAI法i-Direct法スマートFUE 10個並べると、10種類の技術があるように見えます。 実際には、原理は2つです。 その2つにすべてを還元して見せる—— それがこの記事の仕事です。
術式の普及率:国際毛髪外科学会(ISHRS)の2025年の集計で、世界の外科的植毛の約80%がFUE。
医学的な数値:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」および毛髪外科領域で一般に用いられている目安によります。
大前提:術式はFUEかFUTの2種類しかない
自毛植毛の手術は、大きく2つの工程でできています。 【工程A:採取】 後頭部(ドナー)から毛包を取り出す。 【工程B:移植】 薄い部分に穴をあけ、毛包を植える。 このうち—— 術式の分類を決めているのは、工程A(採取)です。 採取の方法は、2つしかありません。 【FUT】頭皮を帯状に切り取る 【FUE】毛包を1株ずつくり抜く これで全部です。 工程B(移植)にはいろいろな器具や手順がありますが、それは術式の分類を変えません。 ここが最も大事なところです。 移植器具が違っても、採取がくり抜きならFUE。 ロボットが採取を手伝っても、くり抜きである以上FUE。 術式名はこの2つのどちらかに必ず着地します。
FUT:採取部に線状の傷が1本残る。生涯採取上限は5,000〜6,000株。
つまり「傷の形」と「一生で採れる量」が違う——これが患者にとって意味のある差です。
広範囲の薄毛で多くの株数が必要なら、FUTのほうがドナーを多く使えます。「メスを使わない」という一点だけでFUEを選ぶのは、必ずしも合理的ではありません。また紀尾井町クリニックのFUT単価は660円で、同院のFUE(990円)より低く設定されています(2026年7月時点・公式・税込)。自毛植毛とは何か(FUEとFUTの違い)で原理から解説しています。
東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。その場で契約する必要もありません。まず数字を持ち帰ってください。
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※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。契約はその場で決めず、見積書を持ち帰って比較することをおすすめします。
ARTAS(ロボット植毛)は、採取の自動化である
「ロボット植毛」という言葉から、多くの人がこう想像します。 「ロボットが植毛してくれる」 これは誤解です。 正確には、こうなります。 ARTASは、FUEの採取工程を機械が補助するシステムです。 画像認識で毛包の位置と角度を検出し、パンチの動きを制御してくり抜く。 採取の一部が自動化される—— それが実態です。 そしてここからが重要です。 【ロボットがやらないこと】 ・生え際の デザイン・移植の角度・移植の密度・毛流(毛の向き)・どこに何株 植えるかの配分 これらはすべて医師が決めます。 そして、自毛植毛の結果を決めるのはまさにこの部分です。 採取が少し速く、少し均一になっても、生え際の設計が悪ければ、結果は悪い。 逆に—— 採取が手作業であっても、設計が良ければ、結果は良い。 ロボットの有無は、結果を保証しません。 これが中立な整理です。 ARTASを否定しているのではありません。 「ロボットだから安心」という判断が成立しない、と言っています。
生え際を眉間寄りに下げすぎると、10年後・20年後にその後方が薄くなったとき、埋める毛が残っていません(眉間中央から生え際までの平均距離は約7cm)。
密度を欲張ると、1cm²あたり40〜50株という上限を超えられないため、結局どこかが薄くなります。
ドナーを使い切ると、将来の追加手術ができません(FUEの生涯上限は2,000〜3,000株)。
これらはすべて、ロボットでは解けない問題です。自毛植毛で後悔する人に共通するパターンで、設計の失敗を構造から整理しました。
DHI(チョイ式)は、移植器具の違いである
もうひとつ、よく見る言葉がDHIです。 DHI=Direct HairImplantation 日本ではチョイ式とも呼ばれます。 移植に使う器具(インプランター)の名前に由来する呼称です。 移植の工程は、大きく2通りあります。 【スリット式】 先に、移植部に穴(スリット)をあけておく。 そこへ毛包を1つずつ挿入する。 穴あけと挿入が別工程。 【インプランター式(DHI/チョイ式)】 針状の器具の中に毛包を装填する。 その器具で穴をあけながら、同時に毛包を押し込む。 穴あけと挿入が1工程。 違いはこれだけです。 どちらも「採取した毛包を移植する」という点で同じ。 そして—— 採取がくり抜き(FUE)なら、移植器具が何であれ術式はFUEです。 DHIは「第3の術式」ではありません。 FUEの移植工程のバリエーションです。 なお、インプランター式は刈らない植毛(ノンシェーブン)と組み合わせやすいと説明されることがあります。 ただし、それは移植側の話で、刈るか刈らないかを決めるのは採取側です。 このあたりが混同されやすい。 採取と移植は、別の工程です。 分けて考えてください。
術式名と原理の対応表(保存版)
ここまでを1枚の表にまとめます。 これを持っていれば、どの院の広告を見ても混乱しません。
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| 名称 | 正体 | 原理 | 採用院の例 |
|---|---|---|---|
| FUE | 採取方法 (くり抜き) | FUE | ほぼ全院 |
| FUT (ストリップ法) | 採取方法 (帯状切除) | FUT | 紀尾井町 ヨコ美 |
| MIRAI法 | ブランド名 | FUE | 親和 |
| NC-MIRAI法 | ブランド名 (刈らない) | FUE | 親和 |
| i-Direct法 | ブランド名 | FUE | アイランド タワー |
| U-Direct法 | ブランド名 (刈らない) | FUE | アイランド タワー |
| スマートFUE | ブランド名 | FUE | 湘南美容 |
| ARTAS | 採取を補助する ロボット | FUE | 導入院 |
| DHI (チョイ式) | 移植器具 (インプランター) | FUE | 導入院 |
| ノンシェーブン | 採取時に 刈らない選択 | FUE | 多くの院 |
※術式名は各医療機関・製造元が用いている呼称です。原理の分類は、採取工程(毛包単位のくり抜きか、頭皮の帯状切除か)にもとづく一般的な区分によります。表は情報の整理を目的としたもので、順位や優劣を示すものではありません。
表を見て分かる通り—— FUT以外は、全部FUEです。 10個の名前があっても、原理は2つ。 しかもそのうち8割以上がFUE側に集まっています。 これは世界の統計とも一致します。 ISHRSの2025年の集計では、世界の外科的植毛の約80%がFUE。 つまり「FUEである」ことは、特別ではありません。 いま主流の方法だ、というだけ。 だから—— 術式名を比較しても、何も分かりません。 比較すべきは、別のところにあります。
では、何で選ぶのか——3つの軸
術式名を捨てたあと、何を見るのか。 3つだけです。 【① 刈るか、 刈らないか】 これが最も金額に効きます。 主要院の刈らない単価は、880円〜2,200円と2.5倍のばらつき。 刈る単価は440円〜990円。 つまり—— 同じ院でも、刈るか刈らないかで単価は1.4〜2.5倍変わります。 そしてこの軸だけが、自分で決められます。 仕事を休めるか、帽子でしのげるか——生活の問題です。 【② 何株必要か】 これは自分では決められません。 医師の診察です。 部位別の目安: M字軽度 600〜800株深いM字・前頭部 800〜2,000株頭頂部 500〜3,000株前頭部+頭頂部 1,000〜2,000株全体 2,000〜3,000株 総額の最大の変数はここです。 単価が440円でも、2,500株必要なら132万円になる。 【③ 総額に 天井があるか】 株単価制なら天井なし。 株数が増えれば、総額も増える。 定額制(植え放題)なら天井あり。 東京植毛クリニックなら基本治療費22万円+定額127万円=総額149万円(上限 約2,554株)。 ただし少株数だと割高です。 損益分岐は刈る場合 約1,411株、刈らない場合 約1,296株。 約1,300株未満なら、他院の株単価制のほうが安くなります。 当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、この事実を隠しません。 500株なら、湘南美容クリニックが36万円。 定額制は149万円。 比べるまでもありません。
3つの軸で、実際に総額を出してみる
実演します。 条件を「刈らない・1,500株」と仮定します。 この条件で、主要院の総額を計算します。 術式名は一切使いません。 使うのは基本治療費と株単価だけです。
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| 院 | 基本 治療費 | 株単価 (刈らない) | 1,500株 総額 |
|---|---|---|---|
| カミノ | 22万円 | 880円 | 154万円 |
| 湘南美容 | 0円 | 950円 | 142.5万円 |
| 東京植毛 (定額) | 22万円 | 定額127万円 | 149万円 |
| 東京植毛 (株単価制) | 22万円 | 980円 | 169万円 |
| アスク井上 | 22万円 | 1,430円 | 236.5万円 |
| アイランド (U-Direct) | 22万円 | 1,650円 | 269.5万円 |
| 親和 (NC-MIRAI) | 33万円 | 2,200円 | 363万円 |
※2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格から筆者が算出(基本治療費+株単価×株数)。東京植毛クリニックの定額制は植え放題プラン(基本治療費22万円+定額127万円=総額149万円/上限約2,554株)。順位や優劣を示すものではありません。
見ての通りです。 同じ「刈らない1,500株」でも、142.5万円から363万円まで開きます。 2.5倍の幅。 術式名は1文字も使っていません。 必要なのは基本治療費と株単価だけ。 そして—— この表は、株数が決まって初めて作れます。 株数が最大のボトルネックです。 なお、1,500株の場合、定額制(149万円)は湘南美容クリニック(142.5万円)を上回っています。 定額制が有利になるのは、もっと株数が多い領域です。 2,000株・刈らないなら: 湘南美容 190万円東京植毛(定額)149万円 ここで初めて定額制が下回ります。 条件は思っているより狭い。 株単価制の落とし穴と「植え放題(定額制)」の正体で、損益分岐を詳しく計算しました。
3つの軸のうち、②「何株必要か」だけは自分では決められません。医師の診察が必要です。
そして、これが総額の最大の変数です。術式名をいくら調べても、この数字は出てきません。
定額制(植え放題)を採用している東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。そこで出た株数が約1,300株を下回るなら、他院の株単価制のほうが安くなります——その計算も、この記事の表でできます。
※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。
術式名では動かせないもの(上限とリスク)
最後に、術式名をどれだけ変えても動かないものを並べます。 これが中立記事の締めくくりです。 【ドナーの生涯採取上限】 FUE:2,000〜3,000株FUT:5,000〜6,000株 ARTASでも、DHIでも、MIRAI法でも、FUEである以上、2,000〜3,000株が一生の上限です。 ロボットが採取しても、この壁は動きません。 【1回の手術上限】 通常 3,000グラフト。 【移植密度の上限】 1cm²あたり40〜50株。 血流が追いつかないため、これ以上は詰められません。 器具を変えても、生体は変わりません。 【1グラフトの本数】 1グラフト=毛包1単位=平均2〜2.5本。 【生着率】 一般に80〜95%が目安。 100%はありません。 【経過】 1ヶ月で一時脱落→ 2〜3ヶ月で発毛開始→ 4ヶ月以降実感→ 1年で完成形 手術は数時間、経過は1年です。
・腫れ・痛み・かさぶた:1〜2週間のダウンタイム
・採取部の瘢痕:FUE系でも点状の傷が散在して残る/FUTでは線状の傷
・毛嚢炎:移植部に炎症が起きることがある
・頭皮の一時的な感覚鈍麻
・生着率の個人差:一般に80〜95%が目安
これらは術式名を変えても消えません。自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。ショックロスはいつ起きて、いつ戻るのかと植毛のダウンタイムは何日で、いつ働けるかで、時系列を整理しました。
フィナステリド・デュタステリドの内服、ミノキシジルの外用は推奨度A。自毛植毛は、薬物療法の代わりではありません。植えていない部分の薄毛進行は、植毛では止まりません。
自毛植毛とAGA治療(内服・外用)はどう違うのかで役割の違いを、人工毛植毛が推奨度Dである理由で人工毛のリスクを整理しています。
→ 答えは必ずどちらかです。「第3の方法」は存在しません。
Q2. 私に必要な株数は何株ですか。その根拠は何ですか
→ 総額の最大変数です。数字と根拠を書面で求めてください。
Q3. 見積書に含まれない費用は何ですか
→ 術後の内服薬代(年間6〜12万円程度)、通院費、麻酔・薬剤費、保証のオプション費用。
術式名を聞くより、この3問のほうが情報量が多い。植毛カウンセリングで必ず聞くべき質問に、さらに詳しいリストがあります。
ロボット植毛(ARTAS)・DHIに関するよくある質問
ロボットが植毛を代行するわけではありません。生え際のデザイン、移植の角度・密度・毛流、どこに何株を配分するか——これらはすべて医師が決めます。そして、仕上がりを決めるのはこちらの部分です。
採取が自動化されても、原理はFUEのままです。生涯採取上限(2,000〜3,000株)も動きません。「ロボットだから安心」という判断は、原理の上では成立しません。
移植の工程は大きく2通りあります。スリット式は、先に移植部に穴をあけ、そこへ毛包を挿入する方法(2工程)。インプランター式(DHI/チョイ式)は、針状の器具に毛包を装填し、穴あけと挿入を同時に行う方法(1工程)。
採取がくり抜き(FUE)である以上、移植器具が何であれ術式はFUEです。DHIは「第3の術式」ではありません。
FUT:メスで頭皮を帯状に切り取る。採取部に線状の傷が残る。生涯採取上限は5,000〜6,000株。
FUE:パンチで毛包を1株ずつくり抜く。採取部に点状の傷が散在。生涯採取上限は2,000〜3,000株。
MIRAI法・NC-MIRAI法(親和クリニック)、i-Direct法・U-Direct法(アイランドタワークリニック)、スマートFUE(湘南美容クリニック)、ARTAS、DHI(チョイ式)——これらはすべてFUEです。
国際毛髪外科学会(ISHRS)の2025年の集計では、世界の外科的植毛の約80%がFUEです。
①は自分で決められる唯一の軸です。刈らない植毛は単価が1.4〜2.5倍になります(刈る440〜990円/刈らない880〜2,200円)。
②は医師の診察でしか決まりません。総額の最大の変数です(M字軽度600〜800株/全体2,000〜3,000株)。
③は料金体系の話です。株単価制なら天井なし。定額制(東京植毛クリニックの植え放題=総額149万円/上限約2,554株)なら天井あり。ただし損益分岐は刈る場合 約1,411株/刈らない場合 約1,296株で、これ未満なら株単価制のほうが安くなります。
術式名は、この3つのどれにも答えてくれません。
自毛植毛の結果を決めるのは、設計です。生え際をどこに引くか、どの角度・密度・方向で植えるか、ドナーをどこまで使うか——これらは医師が決める部分であり、器具やロボットでは解けません。
生え際を眉間寄りに下げすぎると、20年後にその後方が薄くなったとき、埋める毛が残っていません(眉間中央から生え際までの平均距離は約7cm)。移植密度の上限は1cm²あたり40〜50株で、器具を変えても超えられません。ドナーの生涯上限(FUEで2,000〜3,000株)も同じです。
これらはすべて、術式名では動きません。
代わりに、術式名を原理に翻訳し、公式料金を数式で再計算して開示します。
この記事の核心は、「すべての術式は結局FUEかFUTのどちらかであり、術式名で選ぶのではなく、①刈るか刈らないか ②何株か ③総額に天井があるか、で選べ」という一点です。
まとめ:術式名は、比較の役に立たない
検索すると、たくさんの術式名が出てきます。 ARTAS、DHI、チョイ式、MIRAI法、i-Direct法、スマートFUE—— しかし、原理は2つしかありません。 FUEか、FUTか。 採取が「1株ずつくり抜き」ならFUE。 「頭皮を帯状に切る」ならFUT。 それだけです。 ARTASは、FUEの採取工程を機械が補助する仕組み。 生え際のデザイン、移植の角度・密度・毛流は医師が決めます。 そして、仕上がりを決めるのはこちらです。 DHI(チョイ式)は、移植器具の違い。 採取がくり抜きである以上、これもFUEです。 術式名は、ブランド名です。 各院が自院の工夫に名前を付けること自体は、自由診療において自然な行動です。 問題は—— 患者側が、名前の数だけ技術があると誤解すること。 その誤解が、比較の軸を壊します。 だから、術式名は捨ててください。 見るべきは3つだけ。 ① 刈るか、刈らないか② 何株必要か③ 総額に天井があるか そして—— ②を決めるのは、あなたではなく医師です。 株数が出るまで、どの料金表も、どの術式名も、使えません。 そこが、すべての出発点です。
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(自毛植毛術=男性型脱毛症で推奨度B/人工毛植毛術=推奨度D)/国際毛髪外科学会(ISHRS)2025年集計(世界の外科的植毛の約80%がFUE)



