当サイトは口コミ・体験談・症例写真を掲載しません。出典が確認できる事実と、公式料金の計算だけで書きます。3,000株は1回の手術上限であり、同時にFUEの生涯採取上限そのもの。1回で使い切れば、次はありません。そして定額制(植え放題)の上限を超えるため、この株数では定額制は使えません。
- 3,000株=約60〜75cm²(密度上限40〜50株/cm²で割った値)。本数にすると約6,000〜7,500本。頭部全体(2,000〜3,000株が目安)を一度に覆える最大量です
- 3,000株は、1回の手術上限(通常3,000グラフト)そのもの。これ以上は1回では植えられません
- 同時にFUEの生涯採取上限(2,000〜3,000株)の上限そのもの。1回で使い切ると、FUEでの2回目はありません。FUT(生涯5,000〜6,000株)を検討する分岐点です
- 総額は刈る:154万円(カミノ)〜412万円(ヨコ美FUE)/刈らない:285万円(湘南)〜693万円(親和NC-MIRAI)
- この株数では、定額制(植え放題)は使えません。東京植毛クリニックの植え放題の上限は約2,554株。3,000株はそれを超えます。当サイトは同院の広告を掲載していますが、正直に書きます
3つ選ぶだけで、主要7院の総額と月々の支払額が出ます
この記事の立場:口コミではなく、上限の話をします
最初に立場を明確にします。 当サイトは、口コミ・体験談・症例写真を一切掲載しません。 医療広告等ガイドラインが、患者の体験談やビフォーアフター写真を広告に用いることを制限しているからです。 医療機関へ誘導するアフィリエイトサイトも、広告として扱われます。 「3,000株でここまで戻った」という画像を並べれば、記事は書けます。 しかし、3,000株という株数で本当に問題になるのは、「どこまで増えるか」ではありません。 「もう後がない」—— そこです。 3,000株は、自毛植毛における3つの上限に同時に触れる株数です。 ① 1回の手術上限(通常3,000グラフト) ② FUEの生涯採取上限(2,000〜3,000株) ③ 定額制(植え放題)の 上限(約2,554株) このうち③は、すでに超えています。 当サイトは定額制を採用する東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、3,000株ではそのプランは使えません。 その事実を、記事の中盤で数字とともに開示します。 書きたくない事実ですが、書きます。 隠したところで、公式サイトの上限株数を見れば分かることだからです。
料金はすべて2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格。総額は「基本治療費+株単価×株数」で筆者が再計算しました。計算式は自毛植毛の費用相場と主要院の総額比較と共通です。
3,000株を「本数」と「面積」に換算する
まず換算します。 料金表より先です。 1グラフト= 毛包1単位= 平均2〜2.5本 したがって—— 3,000株= 約6,000〜7,500本 次に面積。 移植密度の上限は1cm²あたり40〜50株。 これを超えて詰めると血流が確保できず、生着率が下がります。 割ります。 3,000 ÷ 50株/cm²= 60cm² 3,000 ÷ 40株/cm²= 75cm² つまり3,000株が覆えるのは、約60〜75cm²。 60cm²とは、約7.7cm × 7.8cmの正方形。 名刺(約45cm²)で言えば1.3〜1.7枚ぶん。 部位別の目安で言えば、「全体(2,000〜3,000株)」の上限にあたります。 頭部の薄い部分をまとめて覆える、最大量—— それが3,000株です。 株数の基本は植毛のグラフト(株)とは何かで整理しています。
東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。その場で契約する必要もありません。まず数字を持ち帰ってください。
LINEで無料の株数診断・概算見積りを見る東京植毛クリニック 公式(PR)/相談は無料
※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。契約はその場で決めず、見積書を持ち帰って比較することをおすすめします。
3,000株は「3つの上限」に同時に触れる株数
上限1:1回の手術で植えられるのは、通常3,000株まで
自毛植毛の手術は、1回あたり通常3,000グラフトが上限とされています。 理由は複数あります。 ・移植毛を体外に 置いておける時間に 限りがある(長時間の放置は 生着率を下げる) ・術者と患者の 身体的負担(1回の手術は 数時間から 半日以上に及ぶ) ・麻酔量・出血量の 管理 つまり3,000株は、「1日で植えられる限界値」です。 これ以上を希望する場合は、複数回に分けるしかありません。
上限2:FUEの生涯採取上限も、2,000〜3,000株
ここが最も重い事実です。 後頭部から採取できる株数には生涯の上限があります。 FUE(1株ずつ吸引):2,000〜3,000株 FUT(帯状に切除):5,000〜6,000株 FUEで3,000株を1回で採ると、生涯の採取枠を使い切ります。 なぜ上限があるのか。 後頭部の毛は「ドナードミナンス」といって、移植先でも抜けにくい性質を持っています。 だからそこから採る。 しかし、採れば採るほど後頭部そのものが薄くなります。 採りすぎると、後頭部がびまん性に薄くなる。 そして—— これは植毛では治せません。 移植する毛が、もう残っていないからです。 後頭部のドナーには生涯採取上限があるで、この構造を詳しく書きました。
上限3:定額制(植え放題)の上限、約2,554株
3つ目の上限は、料金の側にあります。 東京植毛クリニックの植え放題プランは、基本治療費22万円+ 定額127万円= 総額149万円。 そして上限は約2,554株。 3,000株は、この上限を超えています。 つまり—— 3,000株を希望する人は、定額制(植え放題)をそもそも選べません。 当サイトは同院の広告を掲載していますが、これは事実です。 セクション6で詳しく書きます。
3,000株の総額(刈る):154万円〜412万円
ここから料金です。 まず刈り上げる場合。 総額= 基本治療費+ 株単価 × 3,000 順位づけや優劣の評価は行いません。 公式の数字を並べるだけです。
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| クリニック | 基本 治療費 | 株単価 (刈る) | 3,000株 総額 |
|---|---|---|---|
| カミノ | 22万円 | 440円 | 154万円 |
| 湘南美容 | 0円 | 720円 | 216万円 |
| 紀尾井町(FUT) | 22万円 | 660円 | 220万円 |
| アスク井上 | 22万円 | 880円 | 286万円 |
| 東京植毛(株単価) | 22万円 | 900円 | 292万円 |
| アイランドタワー | 22万円 | 990円 | 319万円 |
| 親和(MIRAI) | 22万円 | 990円 | 319万円 |
| ヨコ美(FUT) | — | 1,100円 | 330万円 |
| ヨコ美(FUE) | — | 1,375円 | 412.5万円 |
| 東京植毛(定額) | 上限 約2,554株のため適用外 | ||
※2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格から筆者が算出(基本治療費+株単価×3,000株)。東京植毛クリニックの植え放題プラン(総額149万円)は上限が約2,554株のため、3,000株では適用できません。同院で3,000株を希望する場合は株単価制(900円)となり、292万円になります。術後の内服薬代・キャンペーン・モニター割引は含みません。
刈り上げる前提では、カミノクリニックの154万円がいちばん低い値です。 株単価440円が3,000株ぶん効きます。 ヨコ美クリニックFUEの412.5万円とは、258.5万円の差。 同じ3,000株です。 ここで注目すべきは紀尾井町クリニックのFUT 660円。 3,000株で220万円。 同院のFUE(990円)なら319万円。 FUTを選ぶだけで99万円下がる。 なぜFUTが安いのか、そしてなぜこの株数でFUTが視野に入るのか—— セクション7で書きます。
3,000株の総額(刈らない):285万円〜693万円
次に、刈り上げない(ノンシェーブン)場合。 株単価が1.4〜2.5倍に上がります。 3,000株を掛け算すると、何が起きるか。
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| クリニック | 基本 治療費 | 株単価 (刈らない) | 3,000株 総額 |
|---|---|---|---|
| 湘南美容 | 0円 | 950円 | 285万円 |
| カミノ | 22万円 | 880円 | 286万円 |
| 東京植毛(株単価) | 22万円 | 980円 | 316万円 |
| アスク井上 | 22万円 | 1,430円 | 451万円 |
| アイランドタワー (U-Direct) | 22万円 | 1,650円 | 517万円 |
| 親和(NC-MIRAI) | 33万円 | 2,200円 | 693万円 |
| 東京植毛(定額) | 上限 約2,554株のため適用外 | ||
※2026年7月時点、各院公式サイト掲載の税込価格から筆者が算出(基本治療費+株単価×3,000株)。紀尾井町クリニック・ヨコ美クリニックは刈らない術式の単価を公式に掲載していないため含めていません。親和クリニックのカバーシート(66,000〜110,000円)などのオプションは含みません。
ここで面白い現象が起きています。 湘南美容 285万円カミノ 286万円 1万円差で、逆転しています。 理由は基本治療費です。 カミノは株単価880円と低いが、基本治療費22万円。 湘南は株単価950円だが、基本治療費0円。 逆転点を計算します。 22万円= (950円 − 880円) × n= 70円 × n n = 約3,143株 つまり—— 約3,143株までは湘南美容のほうが安く、それを超えるとカミノのほうが安い。 3,000株は、まだ湘南側です。 わずか1万円ですが、逆転しています。 「株単価が低い= 総額が低い」ではない—— この原則が、3,000株という大きな株数でもまだ効いています。 そして上限に目を向けると—— 親和クリニックNC-MIRAI:693万円。 湘南美容の285万円との差は408万円。 同じ3,000株、同じ「刈らない」です。 刈らない術式の単価がなぜ上がるのかは刈らない植毛(ノンシェーブン)の費用が高くなる理由で工程から分解しました。
この株数では、定額制は使えない(正直に書きます)
当サイトは、定額制(植え放題)を採用する東京植毛クリニックのアフィリエイト広告を掲載しています。 そのうえで、この記事で最も正直に書くべき箇所に来ました。 東京植毛クリニックの植え放題プランは、上限が約2,554株です。 3,000株は、この上限を超えています。 つまり—— 3,000株を必要とする人は、このプランをそもそも選べません。 同院で3,000株を植える場合、株単価制になります。 刈る:22万円 + 900円×3,000= 292万円 刈らない:22万円 + 980円×3,000= 316万円 定額の149万円ではありません。 292万円、または316万円です。 この記事の読者には、それをはっきり伝えます。
定額制が意味を持つ株数レンジ
整理します。 東京植毛クリニックの定額制が数字として機能するのは、以下の範囲だけです。 下限:損益分岐点(刈る 約1,411株/ 刈らない 約1,296株) 上限:プランの上限約2,554株 つまり—— およそ1,300株から2,554株まで。 この帯の外では、定額制は機能しません。 500株なら割高。(定額149万円 vs株単価67万円) 3,000株なら適用外。(上限超過) この帯のなかで、かつ「刈らない」を選ぶ人—— それが、定額制が数字として意味を持つ条件です。 思っているより、狭いのです。 全レンジの計算は株単価制の落とし穴と「植え放題(定額制)」の正体と東京植毛クリニックの定額制を数式で検証するで開示しています。
当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、それを理由に上限株数を伏せることはしません。公式サイトを見れば分かることです。
3,000株のレンジで検討するなら、株単価制の院を総額で並べ直すほうが実務的です。刈る前提ならカミノクリニック154万円、湘南美容クリニック216万円、紀尾井町クリニックFUT 220万円。刈らない前提なら湘南美容クリニック285万円、カミノクリニック286万円。株数別の並びは自毛植毛クリニックの総額比較にまとめています。
FUTを検討する分岐点に立っている
3,000株という株数は、術式そのものを選び直す分岐点でもあります。 もう一度、生涯採取上限を確認します。 FUE:2,000〜3,000株FUT:5,000〜6,000株 FUTは、FUEの2倍以上採取できます。 3,000株をFUEで採ると、生涯枠はそこで終わりです。 FUTなら、まだ2,000〜3,000株が残ります。 これは将来の選択肢の話です。 40代で3,000株を植え、55歳で頭頂部がさらに広がったとき—— FUEを選んでいたら、打つ手がない。 FUTを選んでいたら、まだ余力がある。 これが、3,000株という株数でFUTが視野に入る理由です。
費用でもFUTは下回る
FUTの株単価を並べます。 紀尾井町クリニック:FUT 660円/FUE 990円 ヨコ美クリニック:FUT 1,100円/FUE 1,375円 3,000株で計算します。 紀尾井町 FUT:22万 + 660円×3,000= 220万円 紀尾井町 FUE:22万 + 990円×3,000= 319万円 FUTを選ぶだけで99万円下がります。 ヨコ美 FUT:1,100円×3,000= 330万円 ヨコ美 FUE:1,375円×3,000= 412.5万円 差は82.5万円。 なぜFUTのほうが安いのか。 採取の工程が違うからです。 FUEは1株ずつパンチでくり抜きます。 3,000株なら、3,000回。 FUTは後頭部の皮膚を帯状に切除し、そこから株を切り分けます。 採取そのものは1回の切開で済む。 工数が違えば、単価も違う。 それだけの話です。
・後頭部に線状の瘢痕が残る(FUEは点状。FUEでも傷は残りますが、形が違います)
・短髪にすると、線が見える可能性がある
・術後の突っ張り感・痛みは、一般にFUEより強いとされる
一方で、生涯採取上限が5,000〜6,000株と大きく、株単価が低い院がある(紀尾井町FUT 660円/ヨコ美FUT 1,100円)。
「短髪にしたい」ならFUE。「生涯の採取量を優先する」ならFUT。この二択です。どちらが正しいかは、年齢・進行度・髪型の希望で変わります。FUTを扱う院は限られるため、扱っている院を先に確認してください。判断材料は自毛植毛の名医はどう探すかで、術式別の見極め方として整理しています。
3,000株は、1回の手術上限であり、FUEの生涯採取上限そのものです。総額も154万円から693万円まで開きます。
だからこそ、「本当に3,000株なのか」を先に確かめる価値があります。2,000株で足りるなら、ドナーも費用も残ります。
東京植毛クリニックでは、LINEで写真を送るだけで、必要な株数の目安と概算見積りを無料で確認できます。いきなり来院や手術を予約する必要はありません。株数の目安が出れば、この記事の表で他院の総額も自分で計算できます。
※自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用・術式・リスク(ショックロス、腫れ・痛み、採取部の瘢痕、毛嚢炎、感覚鈍麻など)については、必ず医師から直接説明を受けてください。効果には個人差があります。料金は2026年7月時点の公式サイト掲載額です。なお本記事のとおり、同院の定額制(植え放題)は上限が約2,554株のため、3,000株では適用外です。株数の目安を確認する目的で利用してください。
3,000株を決める前に確認すること
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| 確認項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| ① 採取方式 (FUE/FUT) | 生涯上限がFUE 2,000〜3,000株、FUT 5,000〜6,000株。3,000株はFUEの上限そのものです |
| ② 1回で植えるか、 分けるか | 1回の手術上限は通常3,000グラフト。分けると基本治療費が2回分(22万円×2)かかります |
| ③ 移植面積と密度 | 3,000株÷面積=密度。上限は40〜50株/cm²。60〜75cm²を超えて広げると密度不足になります |
| ④ 将来のドナー残量 | 10年後、20年後に必要になる株を、いま使い切ってよいのか |
| ⑤ 総支払額 (ローン込み) | 300万円台を84回・120回で分割すると、総支払額は元金を上回ります |
| ⑥ 生着率と ショックロス | 生着率は80〜95%が目安。3,000株なら2,400〜2,850株が定着する計算です |
※密度上限・生着率・ショックロス・採取上限の数値は、自毛植毛に関する一般的な目安値です。個人差があります。実際の判断は必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。
3,000株のリスク
株数が上限に近づくほど、リスクの総量も大きくなります。 ショックロス:既存毛の10〜15%が一時的に抜けることがあります。 術後2週間〜3ヶ月。 術後3ヶ月ごろが見た目の底で、回復に4〜5ヶ月。 生着率:一般に80〜95%が目安。 3,000株なら2,400〜2,850株が定着する計算です。 150〜600株は定着しない可能性があります。 しかも—— 定着しなかった株も、ドナーからはすでに失われています。 これが、上限株数を一度に使うことの本当のリスクです。 採取部の瘢痕:FUEなら点状の傷が3,000個。 FUTなら線状の瘢痕。 ダウンタイム:赤み・腫れ・かさぶたで1〜2週間。 そのほか毛嚢炎、頭皮の一時的な感覚鈍麻。 完成は1年後:1ヶ月で一時脱落、2〜3ヶ月で発毛開始、4ヶ月以降に実感、1年で完成形。 自毛植毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。 日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、自毛植毛術は男性型で推奨度B(人工毛植毛術は男女ともに推奨度D)。 内服・外用は推奨度A。 3,000株を植えても、既存毛の進行は止まりません。 薬物療法との併用が前提になります。 判断の順序は自毛植毛とAGA治療薬はどちらを先に選ぶべきかで整理しました。
植毛3000株の費用に関するよくある質問
刈る:カミノ 154万円/湘南美容 216万円/紀尾井町FUT 220万円/アスク井上 286万円/東京植毛 292万円/アイランドタワー・親和MIRAI 319万円/ヨコ美FUT 330万円/ヨコ美FUE 412.5万円。
刈らない:湘南美容 285万円/カミノ 286万円/東京植毛 316万円/アスク井上 451万円/アイランドタワーU-Direct 517万円/親和NC-MIRAI 693万円。
東京植毛クリニックの植え放題プラン(基本治療費22万円+定額127万円=総額149万円)は、上限が約2,554株です。3,000株はこの上限を超えるため、適用外になります。
同院で3,000株を植える場合は株単価制となり、刈る場合292万円(22万円+900円×3,000)/刈らない場合316万円(22万円+980円×3,000)です。149万円ではありません。
当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、この事実を伏せることはしません。定額制が機能するのは、おおよそ1,300株〜2,554株という帯のなかだけです。
上限がある理由は、①移植毛を体外に置いておける時間に限りがあること(長時間の放置は生着率を下げます)、②術者と患者の身体的負担(1回の手術は数時間〜半日以上に及びます)、③麻酔量・出血量の管理、などです。
これを超える株数を希望する場合は、複数回に分けることになります。ただし基本治療費(多くの院で22万円)は手術のたびにかかります。
後頭部の毛は「ドナードミナンス」といって移植先でも抜けにくい性質を持ちますが、採れば採るほど後頭部自体が薄くなります。採りすぎると後頭部がびまん性に薄くなり、その状態は植毛では治せません(移植するための毛が残っていないため)。
3,000株を検討する段階なら、FUT(生涯採取上限5,000〜6,000株)を選択肢に入れる分岐点に立っています。詳しくは後頭部のドナーには生涯採取上限があるをご覧ください。
紀尾井町クリニック:FUT 660円 → 22万+198万=220万円/FUE 990円 → 22万+297万=319万円。差は99万円。
ヨコ美クリニック:FUT 1,100円 → 330万円/FUE 1,375円 → 412.5万円。差は82.5万円。
理由は工程です。FUEは1株ずつパンチでくり抜くため3,000株なら3,000回。FUTは後頭部の皮膚を帯状に切除し、そこから株を切り分けます。
ただしFUTは後頭部に線状の瘢痕が残ります。短髪にしたい人には向きません。費用と生涯採取量ならFUT、瘢痕の目立ちにくさならFUEというトレードオフです。
部位別の目安では「全体=2,000〜3,000株」の上限にあたり、頭部の薄い部分をまとめて覆える最大量です。本数にすると、1グラフト=平均2〜2.5本なので約6,000〜7,500本。
ただし生着率は80〜95%が目安のため、実際に定着するのは2,400〜2,850株の計算になります。すべてが定着するわけではありません。
まとめ:3,000株は「使い切る」株数である
3,000株は約60〜75cm²。 頭部の薄い部分をまとめて覆える最大量です。 しかし、この記事で繰り返してきたのは面積の話ではありません。 上限の話です。 ① 1回の手術上限(通常3,000グラフト)= 到達 ② FUEの生涯採取上限(2,000〜3,000株)= 到達 ③ 定額制の上限(約2,554株)= 超過 3つの上限に、同時に触れています。 総額は、刈るなら154万〜412.5万円。 刈らないなら285万〜693万円。 そして—— この株数では、定額制(植え放題)は使えません。 当サイトは東京植毛クリニックの広告を掲載していますが、上限株数(約2,554株)は公式に書かれた事実です。 伏せません。 最後に、いちばん大事なこと。 3,000株をFUEで採ると、生涯のドナーを使い切ります。 生着率は80〜95%。 定着しなかった150〜600株も、後頭部からはすでに失われています。 「もう一度」は、ありません。 だからこそ、術式(FUE/FUT)を費用より先に決めてください。 3,000株は、買い物ではなく、資源の使い切りです。
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(自毛植毛術=男性型脱毛症で推奨度B/人工毛植毛術=推奨度D)



